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ボードゲーム 「宝石の煌き (Splendor) 」 ルール紹介

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この間、ボードゲームカフェでやった「宝石の煌き」が楽しすぎて欲しい欲しいとずっと買うタイミングを伺っていたら優しい友人が買ってきてくれました。

今回はそんな「宝石の煌めき」の紹介です。

 

「宝石の煌き」は、プレイヤーが宝石商人となり、宝石を集めたり購入したりしながら勝利を目指すゲームです。

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パッケージは地味めですが、評価も高く戦略性の高いゲームになっています。

箱は大きいですが、細かなパーツがたくさん入っているいるわけではなく、すごくシンプルな内容になっています。

 

▼内容物

トークン40枚(緑、青、赤、白、黒、黄)

➁発展カード90枚(レベル1が40枚、レベル2が30枚、レベル3が20枚、貴族カード10枚)

 

▼セッティング

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ゲームの配置はこのような感じです。

トークンや貴族カードは取りやすいところに置いて問題ないです。

 

【1】レベル1~レベル3の発展カード

まずはレベル1~レベル3の発展カードをレベル別にシャッフルし3つの山札を作ります。そしてその山札をレベルが低い方が下になるように3列に並べます。

その山札それぞれからカードを4枚ずつ表にして、それぞれ隣に並べます。

 

【2】貴族タイル

貴族タイルはプレイヤー数+1枚をランダムに選出します。

(例:2人対戦なら3枚、4人対戦なら5枚)

残りの貴族タイルは使用しません。

これは誰かが貴族タイルを獲得しても補充されないという意味なので、ゲームで獲得できる貴族カードは限られています。

 

【2】トーク

宝石トークンは全部で黒が7枚ずつ入っていますが、プレイ人数で使用する枚数が異なります。

2人対戦…各色4枚ずつ

3人対戦…各色5枚ずつ

4人対戦…各色7枚ずつ

 

黄金トークは何人対戦でも5枚で固定です。

 

これで準備はオッケーです。

 

 

▼ルール説明

このゲームで自分のターンにすることはとても簡単です。

以下の3つのアクションから1つを選んで必ず実行します。

 

①宝石トークンを獲得する。

➁発展カードを1枚確保して、黄金トークンを得る。

➂発展カードを1枚購入する。

 

それぞれ詳細に説明します。

 

 

①宝石トークンを獲得する。

好きな宝石を取ることができますが、もちろん好き勝手取っていいわけではありません。

 

・異なる色の宝石トークンを3枚とる

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・同じ色の宝石トークンを2枚とる。

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この2つのどちらかになりますが、同じ色の宝石トークンを2枚獲得するには手番の最初にその色のトークンが4枚以上残っている場合のみ実行できます。

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もちろん2枚、1枚、なんて取り方は絶対にできません。

そして、トーク最大10枚までしか持てません。

超えた場合は10枚になるようにいらないトークンを場に戻します。

これが良いゲーム性を生み出してるんですよね。本当に。

 

➁発展カードを1枚確保して、黄金トークンを得る。

カードの確保、というと難しく聞こえますが簡単に言えば予約です。

あのカードいいな!と思ったものを他のプレイヤーにとられる前に予約することで誰かにとられることを防ぐことができます。

そして黄金トークを1枚もらうことができます。

黄金トークは何色としても使えるワイルドカードのように使えます。

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この時、予約できるのは「表になっているレベル1~レベル3までの発展カード」か、「3つの山札のいずれか一番上のカード」です。

山札の一番上を予約する場合、そのカードは他のプレイヤーに見せずに伏せておきます。

 

黄金トークンはカードを予約することでしか手に入らないので、上手く予約していくこともゲームにおいては大事になってきます。

黄金トークンがもう残っていない場合でもカードは予約できますが…その場合はもちろん黄金トークンはもらえません。損ですね…。

 

 

➂発展カードを1枚購入する。

トークンを上手く獲得しながら、「表になっているカードの中から好きなカード」か「予約して伏せてあるカード」を選んで購入していきます。

その際に、カードに示された数のトークンを支払います。

 

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このカードは白トークン4枚で購入できます。

 

黄金トークは好きな色の代わりになってくれるので、

白3枚+黄金トークン1枚という買い方もできます。

 

 上記の画像のカードだと、左上に「1ポイント」がついています。

 発展カードの中にはこのようにいくつかポイントがついているものがあります。これらを買い集めて全部で15ポイント溜めた人が勝者となります!

 

でも…白トークン4枚なんてなかなか集まらない…!

そう思いますが、そんなことはないんです。

なぜならカードを購入する事に「ボーナス」がつくからです。

 

 

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 上記のカードの右上に赤い宝石が書いてあります。

これは「赤トークン1枚」と同じ効果です。

しかもこれは宝石トークンとは違って、使っても場に返す必要がなくゲーム終了まで効果が発揮されます。

つまり…「割引クーポン」ということですね!

 

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 ゲームを重ねていき、このような状態になったら…

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このようにカードが買えるようになります!! 

これを買えば勝利点2点と白クーポンになります。

 

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発展カードの中には様々なコストのカードがあります。

自分のもっているクーポンとトークンの数によって、どちらの方が得なのか…が変わってきます。

状況に合わせて何を買うのが一番得なのかを考える。それがこのゲームにおいて勝つための大きなポイントになります!

 

最後に、貴族カードの説明です。

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貴族カードはランダムに選ばれます。

が、貴族カードはトークンでは買えません。

必要なのは発展カードの枚数です。

たとえば上記の左の貴族は「のカード3枚、のカードの3枚、白のカード3枚」を持っていたら入手することができます。

右の貴族は「黒のカード4枚、白のカード4枚」です。

入手のタイミングとしては、プレイヤーの手札にカードが揃ったその瞬間なので、購入したらそのタイミングで貴族カードがもらえます。

貴族カードの勝利点は「3ポイント」です。

あくまで3ポイント…なのでこれを最終ゴールにしてしまうと大損することもあり得るので、どの色の宝石をどのように獲得していくか…それを考えながら貴族が獲れたらラッキーですね。

 

▼ゲームの終了

勝利点は15点。

ですが、誰かが15点とってもすぐ終わり、というわけではないです。

誰かが15点とったらそのラウンドを最後まで行い、各プレイヤーが同じ数の手番を行えるようにします。

このゲーム意外と終盤は接戦なので、2人が同ラウンドで15点以上とることもあります。

その時は、同ラウンドで最も多く点を取った人物が勝者です。

2人とも同点だった場合は、購入した発展カードが少ない方のプレイヤーの勝ちになります。

 

 

 

ルールはこのような感じです。

やってみるとわかりますが、意外と1ターンがかなり重いゲームです。

無料で買えるから!といって不要なカードを買いすぎるとあっという間に相手に点数を稼がれてしまうこともあります。

かといって宝石カードをもっていないとなかなか買えない…なんてこともあって上手くプレイするには、しっかり戦略を考える必要があります。

 

ルールこそ単純。

でもかなりの戦略性を求められるゲームです!

難しさはあるけれど、だんだん買えるものが増えてきた時の充実感といったらたまりません!

初心者にも、ボードゲーム慣れしてきた人にもオススメのゲームです。

個人的には3人プレイ以上はわきあいあいと、2人プレイは超真剣…という印象です。負けるとめちゃ悔しい。

 

 

 ぜひたくさんの宝石を手にしてプレイを楽しんでください!

 

 

実際にプレイしてみた記事をあとで書きますのでお楽しみに。