ボードゲーム「ごきぶりポーカー」のルール説明
今日はとってもライトなゲームの紹介です。
その名も、「ごきぶりポーカー」です。
ポーカーと聞くと役とか面倒くさそうなイメージがありますが、ごきぶりポーカーは役などなく、とっても手軽で簡単なブラフゲームです。
ブラフって?
相手を騙して勝つことですね。
嫁はごきぶりが本当に本当に苦手なので、このゲーム性を知るまでなかなか買えませんでした。
でも、これはまさにブラフゲームの王道!
ブラフゲームが大好きな嫁は考えを変えてドン・キホーテに買いに行きました。
単純だけどざわざわする…!
手軽で楽しいブラフゲームです。
ということで、ルール説明です。
▼内容物
・カード64枚(8種類各8枚)
左上から、
ハエ、クモ、カメムシ、カエル
ゴキブリ、サソリ、ネズミ、コウモリ
これだけです。
でも、8種類8枚しかないってところがポイントになってきます。
▼準備
プレイ人数:2~6人
プレイ時間:20~30分
まず、プレイヤーに手札を配ります。
2人プレイと3人以上とでは少しセットアップが異なります。
2人プレイ
・全てのカードを混ぜ、内容を見ずに10枚のカードを抜く。
・残りのカードを両プレイヤーに全て配る
3人~
・全てのカードを混ぜ、各プレイヤーに配る。
▼ゲームの進め方
まずはスタートプレイヤーを決めます。
これは誰でもいいので、じゃんけん、最後に虫を見た人など好きに決めて下さい。
スタートプレイヤーは手札から好きなカードを一枚選びます。
そしてそのカードを誰に渡すかを決め、その人に向かってカードを伏せて渡します。
その時に、カードに描かれた生き物の名前を宣言します。
「これは、ゴキブリです。」
この宣言は、本当のことを言っても良いし、嘘をついても構いません。
カードを渡された人には3つの選択肢があります。
【1】宣言が「本当」と言ってカードを表にする。
「本当にゴキブリだった…!」
→カードが宣言通り「ゴキブリ」だった場合、宣言を見抜いたということで
カードは宣言したプレイヤーの前に置かれます。
このように表にして置きます。
【2】宣言が「嘘」と言ってカードを表にする。
「コウモリやん!!!」
→カードは宣言された「ごきぶり」以外のカードだった場合、
嘘を見抜けなかったとしてカードは自分の前に置かれます。
【3】判断を他のプレイヤーにゆだねる(3人以上のみ)
この場合には、カードをとってそっと内容を確認する。
その後、まだこのカードを見ていない誰かを指名して、伏せたままカードを渡して再び内容を宣言します。
※この宣言は、前の人と同じ事を言うことも、違う事を言うこともできます!
宣言を見破られた場合は、最初にカードを提示したプレイヤーではなく、カードを回したプレイヤーがカードを受け取って自分の前に置くことになります。
回すのにもリスクが伴うってことですね。
ちなみに、すべてのプレイヤーがカードを見てしまっている場合には、この選択は取れないので注意してください。
誰かがカードを自分の前に置いたら、そのプレイヤーが新たなスタートプレイヤーになります。
つまり、他のボードゲームみたいに手番が順番に回ってくるわけではないので、誰にどのカードを渡すのかが重要になってきます。
▼ゲームの終了
ごきぶりポーカーは、敗者を決めるゲームです。
ゲームの敗北条件は以下の通りです。
3人以上
・同じ種類のカードが4枚そろった場合
・スタートプレイヤーになった時に手札が一枚も残っていない場合
2人以上
・同じ種類のカードが5枚そろった場合
・スタートプレイヤーになった時に手札が一枚も残っていない場合
※このほかにバリエーションルールというのがあります。
準備の時に、まず各プレイヤーに1枚ずつ表にして配ります。
これらのカードは自分の前に置いたカードとして扱われます。
残りのカードは通常通りに配ります。
この時、「一人のプレイヤーの前に8種類すべてのカードが置かれた場合」という
ゲームの終了条件が加わります。
※うちでは通常ルールでもこのこの条件を使ってます。(面白いから)
ざっとしたルールはこの通りです。
とても単純で面白いことがないように感じますが、やるととても心がざわつくのを感じます。
例えばですが、このようにカエルが4枚いる手札だったら…8枚中の4枚ですからかなり有利です。
これ以外のカエルが場に出ればさらにカードの在処が絞れるので、誰かが「カエル!」と宣言したらかなりの確率で嘘です。
自分の手札と、目の前に表になったカードの種類をよく見ながらプレイしないと、本当のことを言うのも、嘘をつくのもリスクが高くなります。
対象年齢は8歳以上なので、子どもでも簡単にできるゲームです。
ぜひ家族や友達とハラハラしてください!