ゆでたまご先生の面白い漫画ランキング
こんにちは。
茨城のミートくんことえばちょすです。
今日はキン肉マンでおなじみの漫画家、ゆでたまご先生が描く面白い漫画ランキングを紹介します。
ちなみに僕がキン肉マン及びゆでたまご先生の漫画を好きになったきっかけは小学生の頃に観たキン肉マンII世のアニメでした。
アニメを見てハマった後は、キン肉マンとII世の漫画を読み、闘将!!拉麺男やその他の打ち切り漫画も全て網羅しました。
出先でチャーシューメンを見たときはマーキュリーチャーシューメンの話をし、もんじゃを見たときはドラゴンもんじゃの話をし、大阪でうどんを食べる時は天満虎男式の食べ方をするくらいのゆでたまごマニアです。
ちなみに私服はほぼキン肉マンのTシャツで、他の服を着ろとよく嫁に怒られてます。
そんな僕が考えたゆでたまご先生の面白い漫画ランキングです。
一応単行本が発売されているのがランキング対象です。
第9位「SCRAP 三太夫」
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あらすじ (ゆで先生の公式サイトより引用)
柔道史上最強と言われた柔術家・姿サンタロー。後継者のいない彼は自らの全ての技と柔道着を、常に背負っているバケツに封印し後の世に残すことを実行。サンタローが没して180年経った西暦20XX年、バケツはロボットの頭部として甦る!正義のダメロボット・スクラップ三太夫が誕生。三太夫は、サンタローの奥義を使いこなし、正義のロボットとして悪と闘ってゆく。
良いところ
・最終話でウォーズマンが出てくる
・ゆでイズム満載
悪いところ
・ギャグがうんこ
総評
9位はロボット警察が主人公のギャグ漫画「スクラップ三太夫」です。
あらすじの時点でゆでイズムがすごい。常に背負ってるバケツって何やねん。
ギャグの内容はうんこです。比喩ではなくガチで脱糞します。
うんこ出しとけば小学生が笑うだろって感じの漫画。まさに糞漫画。
最終話でウォーズマンがゲストキャラとして登場するのが唯一の見どころかな。
漫画としてはつまらないけどゆでイズムを感じたい人には良作です。
第8位「蹴撃手マモル」
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あらすじ
天才的な走り高跳びの才能を持つ蹴田マモルは親善陸上競技大会へ出場の為に渡タイする、ムエタイの試合会場で3年前に家出した兄・イサオと王者パイソンとの試合を見る、惨敗する兄の姿を見たマモルは敵を討つ為、打倒パイソンを決意、打撃系格闘技のバツヤリ道場第十九代目師範ゼペット・チャンガーの下で修行し打倒バイソンを目指す。
良いところ
・珍しいムエタイがテーマの漫画
・ゆでイズム満載
悪いところ
・最終的に超人プロレス漫画になる
・打ち切りエンド
総評
8位はわりとマイナーな格闘技ムエタイがテーマの「蹴撃手マモル」です。
ゆで先生にしては珍しい、リアルな格闘技を描く漫画。
と見せかけてリアル路線を描くのは無理で、結局超人プロレスになるので草。
もちろん最後は俺達の戦いはこれからだ!的なエンド。
他の漫画と比べるとやや地味な漫画。とは言ってもゆでだから超展開いっぱいです。
ちなみにこの漫画を最後にゆで先生は集英社を離れます。たぶんスリーアウト!ってやつですな。
漫画としてはつまらないけどゆでイズムを感じたい人には良作。
第7位「トータルファイターK」
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あらすじ
あらゆる異種格闘技と戦い無敗の捕手クミテが創った無敵喧嘩躰術は一子相伝の格闘術。主人公は無敵喧嘩躰術5代目の捕手カオ。幼いころより筋肉の強化と技の上達が見こまれる”スーパーボディ養成スーツ”を着用し、日々の修行に励む。16歳誕生日にカオは力試しの異種格闘技戦を行う。プロボクサー、相撲の横綱、プロレスラーを一蹴したカオは世界一強い男を目指し固く閉ざされていた無敵喧嘩躰術の門を200年ぶりに開き他流派とのバトルを始める。
良いところ
・キン肉マンっぽい超人格闘技
・ゆでイズム満載
悪いところ
・ギャグがうんこ
・主人公がタラコ唇だったりそうじゃなかったりして定まってない
・打ち切りエンド
総評
7位は総合格闘技っぽいものがテーマの「トータルファイターK」です。
まぁ結局は超人プロレスになるけど。
キン肉マンのように見た目がダサい感じの主人公が格闘技する漫画だけどキン肉マンのような魅力がない。
この主人公もよく脱糞します。
とりあえずうんこ出しとけば小学生が笑うだろって感じのシーンも多くある。
もちろん最後はケンカワールドカップという超人オリンピックもどきが始まって途中で打ち切りという黄金のパターン。
ちなみにそのケンカワールドカップではアメリカ出身のネプチューンマンみたいなやつが出てくるけど、もうそれただのハルクホーガンやん。
漫画としてはつまらないけどゆでイズムを感じたい人には良作。
第6位「ゆうれい小僧がやってきた」
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あらすじ
江戸時代に封印された悪行妖怪が1986年、魔鬼雨山の大噴火によって封印が解かれ108の妖怪が甦る。神は亜鎖亜童子(アーサアどうじ)の石像に命を与えて甦らせ、日本中に散らばる108の妖怪たちの退治を命じる。双子の善行妖怪・百太郎(ももたろう)と琴太郎(きんたろう)の2人が合体して戦闘妖怪・亜鎖亜童子となり霊具を使って悪の妖怪と戦う。
良いところ
・ちょっとホラー要素のある暗い感じがいい
・ゆでイズム満載
悪いところ
・最終的に超人プロレスになる
・打ち切りエンドっぽい
総評
6位はキン肉マンの連載直後に描いた妖怪漫画「ゆうれい小僧がやってきた」です。
6位って言ってるけど、正直9位からここまでそんな大差ないです。
たぶん鬼太郎のような漫画にしたかったんだけどやっぱり超人プロレスになる漫画です。
初期は割りとホラーっぽいのでゆで先生にしては珍しい感じがいい。
もちろん最後はよくわからない大会始まってエンドの黄金パターンだけど、ギリギリ切りよく終わってるからセーフかな。
僕のお気に入りのシーンは復元リバーシブルボディです。
ブラックホールからペンタゴンになるときに逆輸入されたアレです。
あとW主人公ってのも当時としては珍しいんじゃないのかな。
合体するとアシュラマンの泣きっ面みたいになるのも草。
漫画としてはつまらないけどゆでイズムを感じたい人には良作。
第5位「ライオンハート」
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あらすじ
ライオンに育てられたシンが主人公。ある日、金虎党に村を襲われ仲良しのワンタンじいさんや友達の子供が殺されてしまう。次代のライオンハートを探すマー・ライオンに才能を見出されたシンは金虎党への復讐の為に修行を開始。乱暴者でお調子者のシンが修行により心身共に成長し、ライオンハートとなり悪と戦う。
良いところ
・完結する
・魅力的なキャラクター
・ギャグが面白い
・ゆでイズム満載
悪いところ
・主人公が孫悟空やん
・アシスタントの描いた絵が多い
総評
5位はこれまでの漫画とはちょっと違う雰囲気のある「ライオンハート」です。
ここらへんの順位からは名作になります。
ゆでなのにちゃんと完結する。それだけで評価高いです。
ストーリーは闘将!!拉麺男のような感じの冒険ものですが途中からギャグ要素が濃い目になります。
キャラクターが魅力的で、特に主人公の師匠ポジションのマーライオンがいい感じ。
見た目はどうみてもラーメンマンですが、性格はラーメンマンとは全くの別物。お茶目な感じになってます。
ギャグも上で挙げた下位の打ち切り漫画達と比べると面白い。
ガンガンで連載するにあたって主人公のビジュアルをいつもの作風と変えたらしいんですが、どうみても孫悟空です。
あとアシスタントが描いたと思われる絵が多く、ちょっと浮いて見えるのが気になる。
ゆで先生にしては珍しく、ちゃんと漫画としてギリギリ成り立ってる名作です。
第4位「闘将!!拉麺男(たたかえ!!ラーメンマン)」
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あらすじ
毒蛇党に父を殺されたラーメンマンが仇を討つため「超人拳法」の師範・陳に師事。12年間の厳しい修行に耐え、陳より「美来斗利偉・拉麺男」の名と超人拳法の秘伝書「闘龍極意書」を授かった。父の仇討ちを果たすが、再修行を決意しシューマイを弟子として修行の旅を続ける。
良いところ
・主人公がラーメンマン
・魅力的なキャラクター
・ゆでイズム満載
悪いところ
・打ち切りエンド
総評
4位は「キン肉マン」の主要キャラの一人、ラーメンマンが主人公のスピンオフ漫画「闘将!!拉麺男」です。
ラーメンマンが冒険の旅に出るってだけでもうファンにはたまらないですね。
毒手を使う毒狼拳蛾蛇虫(どくろけんガンダム)や、流星拳砲岩(りゅうせいけんホーガン)など。
特に僕はホーガンが好きで、
ホーガン登場→散弾流星脚→効かない→死亡
のお決まりの流れが大好きでした。
こいつ劇中で何回死んでんねん。
声に出して読みたい言葉ランキング10年連続1位の「マーキュリーチャーシューメン」もこの漫画の登場人物です。
文句の付けようがない漫画なだけに終わり方が残念。
でもこれは打ち切りっていうよりも連載していた雑誌自体が廃刊になってしまったというもの。
たぶん看板漫画だったんやろなぁ。
第3位「グルマンくん」
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あらすじ
食井カンロ通称「グルマンくん」が主人公。有名な陶芸家で日本一のグルマン食井カン太を祖父に持ち産湯はフカヒレスープ、ベッドのスプリングは北京ダックなど24時間料理と向き合わされグルマンとして英才教育を受け育った天才料理少年グルマンくん。料理の腕前は奇想天外で天才的!肉でジャンボジェット機を作り空を飛ばしたり、ハンバーグ製の恐竜にフライドポテトを吐き出したりとグルメと格闘する漫画である。
良いところ
・料理漫画(料理漫画とは言ってない)
・頭が狂ってる料理
・キャラクターが全員狂ってる
・読むと嫌な事を忘れられる
・溢れ出るゆでイズム
悪いところ
・ゆで信者じゃないと見るに堪えない
総評
3位はゆで信者の聖書「グルマンくん」です。
一応料理漫画ですが料理漫画とは言えないです。
全ページにツッコミどころがあるくらいゆでイズム満載です。
主人公やその他のキャラが奇行に走るのですが誰もツッコミを入れないので、読者がツッコミを入れなければいけないという斬新なスタイルです。
もちろん最後はわけわからんキン肉星王位争奪戦みたいな大会始まるし。
ちなみに僕の好きなキャラは浪速の天才少年グルマンの天満虎男です。
お好み焼きのコテをもつフォームが違う輩を竹刀でしばきだす熱い男です。
あと天才グルマンのはずなのにもんじゃを知らないのもポイント高い。
ゆでたまご先生の魅力をギュッと詰め込んだ名作。これを読まないと人生損します。
第2位「キン肉マンII世」
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あらすじ
良いところ
・面白い
・熱い展開
・魅力的なキャラクター
悪いところ
・究極の超人タッグ編がイマイチ
総評
2位はやっぱり「キン肉マンII世」です。
もう9位〜3位までとは格が違うくらい面白いです。
キャラクターも魅力的で、万太郎やケビンのようなII世キャラはもちろん、ガゼルマン、チェックメイト、スカーフェイス、ヒカルドみたいな新規キャラも魅力があって好き。
ちなみに僕の好きな超人はスカーフェイスです。
見た目もいいし、パワー系っぽいのに頭脳派なところがいいよね。
既存の技をアレンジしてめちゃ強にするファイトスタイルもカッコいいし。
キッドとジェイドを倒したときのバケモノみたいに強かったのに、仲間になってからはイマイチだったのが残念。
ヒカルドも良い。
悪行超人だけど正義超人に育てられたっていう今までなかった設定がいいね。
関節技が強いキャラってのも唯一無二でいい感じ。
いつか再登場してほしいです。
あとは全然再登場しなかったけどデストラクションも良いキャラしてたと思うんだけどなぁ。
バッファローマンポジション狙えるでしょ彼。
あとアニメが良かった。
OPの「HUSTLE MUSCLE」は神曲です。
超人オリンピックの決勝に関してはアニメ版の方が好きですね。
不満点は究極の超人タッグ編がイマイチなところです。
後半迷走しまくりで何がしたいのかわからなかった。
万太郎VSセイウチンとカオスVS時間超人を描かなかったのはマジで意味わからん。
戦うフラグビンビンやったやん。
ウォーズマンは何しにタイムスリップしたんやってくらい活躍しなかったし、ネプチューンマンは老害になってたし。
王位争奪編でネプチューンメッセージを発信してたあのカッコいいネプチューンマンはどこにいったんや。
不満はあるけどトータルでは断然面白い、そんなキン肉マンII世が2位でした。
第1位「キン肉マン」
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あらすじ
人間を超越した存在である超人で日本に住むダメ超人のキン肉マンことキン肉スグルが、次々に立ちはだかる敵と戦っていく。戦うことによって形成される友情の美しさと、単純な勧善懲悪ではない物語で「ダメ超人」とバカにされながらも戦い続けるキン肉マンの成長していく姿を描いている。
良いところ
・全て
悪いところ
・なし
総評
もちろん「キン肉マン」が文句なしの1位です。
良いところが多すぎて書ききれません。
キャラクターもストーリーも全てが完璧です。
ちなみに僕の好きな超人はウォーズマンです。
見た目がカッコいいのに照れ屋だったりするギャップがかわいい。ロボ超人だけど人間味溢れてます。
真似しやすい必殺技っていいよね。
最近のキャラだとサイコマンが魅力的でしたね。
アニメ化したらCVは中尾隆聖でお願いします。フリーザの声で。
あと最近ザ・マンの「私はいいと思う」ってセリフがつい日常生活で出てきます。汎用性高くて使いやすいんよね。
好きなシリーズは7人の悪魔超人編です。
初めて読んだっていう思い出補正もあるけど名シーンがいっぱいあって好きです。
好きなセリフは「ゲッ...肉じゅばん!!」です。
キン肉マンに関しては語ること多すぎるのでとりあえずこの辺にしておきます。
以上、ゆでたまご先生の面白い漫画ランキングでした。
↓ キン肉マン 友情の40周年展に行ってきました。感想書いたのでよかったら見てください。